【体験談⑧】男性が語る、立ち会い出産のリアルな体験と準備すべきこと

こんにちは、トステムです。

初めての立ち会い出産に不安を抱える男性の皆さんへ私自身の体験を通じて、どのような一日を過ごして、男性視点で出産に向けて準備やサポートしてきたのかを記事にしました。

これから経験される皆さんの一つの参考にしてください。

目次

立ち会い出産とは

立ち会い出産の前提ですが、陣痛から出産の瞬間にパートナーや家族が産婦と一緒に出産に立ち会い、サポートすることを言います。

最近では、男性がパートナーの出産に立ち会うケースが増えてきているようで、私のまわりでは多くの夫婦が立ち会い出産を選択している印象でした。

立ち会い出産を選択したことで夫婦で新しい命の誕生を共に迎える貴重な経験となったと振り返っても思っています。

出産当日の流れ

私たちが出産当日にどのような動きをしたのかを紹介します。

出産予定日当日の朝7時ごろパートナーから「腹部に違和感がある」と告げられました。

しかし、破水したという感覚はなく、小さな違和感だけとのことでしたが、一応病院に行く選択をしました。

朝9時ごろに、事前に登録していた陣痛タクシーを予約をして病院に向かいました。

陣痛タクシーだったので、万一の破水に対する対処などもタクシー側である程度実施いただけていたので、タクシーに乗る我々側からすると安心でした。

病院も到着して、手続きなどをして11時ごろに診察となりました。

結果は、破水と判断され、そのまま出産準備に取り掛かることに。

この時に陣痛バックを持ってきていたので、陣痛バッグを持って、パートナーと分娩室に通されて準備に入りました。

陣痛バックについては、前の記事に記載をしています。

その時はまだパートナーに大きな痛みはなかったようで、お昼ご飯を病院で食べるとのことで、「ゆっくりしてきて」と言われたので、お昼ご飯などを個人的に食べ、入院バッグを持って再度病院に向かいました。

陣痛バッグと入院バッグを事前に用意していたので、私は何も考えず必要なものを持っていけるので、主にパートナーが事前に準備をしてくれていて大変感謝でした。

病院には午後3時ごろに戻ったところで、パートナーは分娩台に乗っていました。

私のパートナーは無痛分娩を選択していて、戻った際には子宮口が5センチ空いている状態で麻酔を注入してもらっていて安定をしていました。

陣痛バッグと入院バッグからその時に必要と言われた、スマートフォンの充電器の準備や飲み物の準備をしていました。

私のパートナーは医療従事者でもあり、出産関係にも知識があったため、不安が少なかったことや麻酔が効いていて安定していたので、パートナーと助産師が話をして、私は20時ごろに戻ってくれば大丈夫ですと言われました。

私のイメージしていた出産は、手を握ったら離してくれないぐらい痛いものであったり、テニスボールを活用するなどをイメージしていたので、麻酔の力はすごいなと驚きました。

もちろん無痛分娩にはリスクはありますが、パートナーが納得して負担が少ない選択をしてくれて今思えばよかったです。

約3時間ほど時間ができたので、帰宅後、家の家事や夕飯をとり、20時ごろに分娩室に戻るとちょうど陣痛の間隔が短くなっていたようで、出産が始まるタイミングでした。

私の子どもは3時間後の23時ごろに無事に出産が終わりました。

その間私はパートナーがいきみやすいように前屈みになれるように背中を押すサポート飲み物を渡すぐらいしかやることはなく、パートナーも麻酔が効いていたようで、出産後1時間後にはゆっくりですが歩いていたことに驚きました。

結果的に破水から出産まで16時間と比較的順調に進んだのではないかと思います。

立ち会い出産をした感想

立ち会い出産を通じて感じたのは、当たり前ですが出産は単に女性だけのものではなく、これから新しい家族の形が出来上がる瞬間なんだなと感じていました。

もちろん、実際に赤ちゃんを産むのはパートナーですが、彼女と一緒にその瞬間を共にすることで、無事に出産が終えた喜びと、父親としての役割が始まるという責任感が改めて強く感じました。

私自身が思っていた以上に、出産に立ち会うことで家族としての絆が深まったと思っています。

出産後、子どもが拭かれているのを見ていたり、赤ちゃんを抱っこした瞬間に「自分も親なんだ」と改めて実感し、今後の育児に対する責任感も芽生えました。

父親として、これからどうやって新しい家族の形を3人で作っていこうかという決意とワクワクを感じることができたのは、立ち会い出産の経験があったからこそだと思います。

今ではこのようにブログを書いていますが、心の中では親になると言うことに不安を感じていました。

しかし、立ち会い出産を通じて、出産という一台イベントをパートナーと共有し、家族としての第一歩を踏み出せたことは、私にとって一生忘れられない大切な瞬間になりました。

最後に

立ち会い出産については、さまざまな意見があると思います。

女性側の考えや、男性側の考えそれぞれの立場での不安や期待があると思います。

私の場合、他人の血を見ることが本当に苦手で、立ち会い出産で血を見ることがとても不安でした。(これは事前にパートナーにも伝えていました)

結果的にそこを機にするようなことはなく、無事に出産直後の子どもも見ることができたので、なんとかなるものなんだなとも感じました。

もしまた命を授かる機会があれば、私自身の前向きな意思で立ち会い出産を選択すると思うぐらい貴重な経験でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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