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【体験談④】男性が語る、不妊治療の現実と対策:人工授精、体外受精

こんにちは、トステムです。

本日は人工授精、体外受精について男性目線から記事を書きたいと思います。

前回のブログにも記載しましたが、注意事項としては、私は医療従事者ではございませんので、内容に誤った内容があるかもしれません。

あくまで私が体験した不妊治療について記載をしているので、一つの参考としてご覧いただけると幸いです。

目次

人工授精について

人工授精と言葉だけを見ると人工的な手法なのかと思いますよね。私は思っていました。

正確には精子が子宮に届くまでをサポートする行為のことを人工授精ということを妊活を始めて知りました。

そのため私がすることはというと、パートナーの排卵日が近づいたタイミングで一緒に病院に行き、個室に入り、精子を提出することだけでした。

どうしても同席できない場合は、自宅で精子を取って、数時間以内に病院に行き対応をする必要があるとのことでした。

人工授精では、精子から雑菌を取り除き濃縮してパートナーの子宮に送り込むところまでとなります。

私はパートナーと2回ほど人工授精を試みましたが、残念ながら妊娠につながることはありませんでした。

体外受精に移行

人工授精がうまくいかなかったため、私たちは早い段階で体外受精に切り替えました。

この体外受精がパートナーにこんなにも負担を敷いてしまうものであることを私はあまり想像できていませんでした。

体外受精をするために、パートナーの中で卵子を育てる必要がありました。

エストラーナテープ

その育てる過程で、子宮の周りにエストラーナテープというシールをしていました。

調べると、卵胞の形成を促進する効果や子宮内膜を適切な状態に整え、胚着床を促進するために必要なシールでした。

定期的な交換が必要であったため、交換漏れをなくすためにパートナーと一緒に全てのシールに日付を書き込み、張り替え漏れがないようにして管理をしていました。

注射

私が耐えられなかったのは注射です。排卵を誘発するための注射とのことで、病院で打つ場合と自宅で打つ場合(自己注射)の2つが選択でき、パートナーは自己注射を選択しました。

私はどうしても注射が苦手なため、しているところを直視はできませんでした。

その自己注射も十数回実施していて、注射針の管理や廃棄もしなければならず注意深く管理する必要がありました。

卵子の採取

最後に卵子を採取する工程に入ります。

ご存知かもしれませんが、女性は自然周期排卵で採取できるのは1つの卵子ですが、薬剤や注射によって人為的に卵子を育てた場合には複数個の卵子が卵巣の中で育つそうです。

つまり、その育った卵子を今度は採取する必要があり、採取は外科的な要素があり、麻酔を使って卵子を取る必要があります。

パートナーは比較的卵子の数が多く32個卵子が取れたと報告がありました。つまり32回卵子を取るために卵巣に刺しているということになります。

たくさん採取できることはいいことですが、帰宅後数日間非常に痛そうにしていたことが印象的で、非常に辛そうでした。

また同日に私も病院に行き、精子を提出し、同様に雑菌を取り除き、採取した卵子に振りかけたり、直接精子を卵子に注入し受精するような作業を実施されていると伺いました。

取り違えがないように、精子の提出の際には2人での確認が声出しでなされているなど細心の注意を払っていることが印象的でした。

受精卵ができたあと

受精がうまくでき、受精卵が形成される時期に再度病院に向かいました。

そこでは大きさや形でAAA〜Cまでランクされた受精卵の写真を見せていただきました。

我々はAAAランクの受精卵を子宮内に戻し、妊娠するまでひたすら待つ毎日でした。

この時利用していた妊娠検査薬はこちらです。

気になったら検査をして、がっかりしてということを数日繰り返しましたが、ある日妊娠反応が見えて病院の診断を受けたところ、無事に妊娠が発覚しました。

1回目の体外受精で妊娠ができたのは大変感謝でした。

ここまで努力してきてくれたパートナーに感謝の気持ちでいっぱいになっていたことを今でも覚えています。

最後に

無事に妊娠が判明しましたが、これで終わりではなく、無事に育つ必要もありましたし、パートナーの体調もあるので気を緩めれる状態ではありませんでした。

次回は妊娠中に感じたことを男性目線で書いていきたいと思います。

残りの受精卵については、大変な思いをして採取したので、追加料金をして冷凍保管の期間を延長して、次回のタイミングまで取っておく選択をしています。

ここまでの過程を通してどうしていくかは一つの分岐点かと思いますが、納得のいく選択をパートナーとできたらいいなと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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